Camino Inglés
イギリス人の道と呼ばれれるこの巡礼路は、ガリシア州、サンティアゴの北方、海沿いのフェロールFerrolもしくは、ラ コルーニャLa Coruña からスタートします。フェロールからサンティアゴまでの距離は約120km、5〜6日の行程です。
13. 6. 2016 Ferrol
2016年6月13日、サンティアゴ デ コンポステラからバスでフェロール Ferrol に到着。今日はイギリス人の道のスタート地点の中世の港、Peirao de Curuxeiras まで行きフェロール市内で1泊します。現地のツーリスト インフォメーションでクレデンシャルとスタンプ、市内の巡礼路地図がもらえます。市内の宿泊はペンション、ポテルのみなので、約14km 先の公営アルベルゲがあるネーダNeda までその日のうちに行くことも可能です。この週の週間天気予報はガリシア特有のお天気、つまり曇りか雨。そのせいか巡礼者も少なかったです。
14. 6. 2016 Etapa 1 Ferrol – Neda 14,4km
巡礼路は、フェロールからフェロール湾の奥の町ネーダを通り一周りします。インフォメーションでもらった地図を見ながら町を出ます。矢印やホタテ貝のモホンもあります。途中のフェロール湾に架かる橋を渡るとネーダを通らず近道ができますが、今日の行程はゆっくりネーダまで、アルベルゲは12時オープン。と扉に張り紙があるにもかかわらず、時間を過ぎてもオスピタレロは来ないので電話。寒いよー開けてくださいよーと懇願すると、その30分後、車でやって来たオスピタレロは私のチェツクインを済まして、また消える。とりあえず開けてもらえば他の巡礼者もベットが確保できるので安心です。午後は時折激しい雨、アルベルゲで雨宿りし、先に行ったカラフルな婦人傘をさした3人のイタリア人のおじさん巡礼者、宿泊の巡礼者はすべて女性、オスピタレロが戻って来たのは午後8時半。
15. 6. 2016 Etapa 2 Neda – Betanzos 35,5km
ネーダの朝は雨模様、そして1日降ったり止んだりのお天気でした。今日も海が見える道を歩きます。フェネFeneから ポンテドゥメPontedume へ、そしてベタンソスBetanzos湾に架かる橋を渡ります。ポンテドゥメは狭い湾に面した丘にある美しい町です。そこから湾沿いにミーニョを経てベタンソスまでの巡礼路は、海が見える小高い丘を上り下り。イギリス人の道は思ったより坂が多かったです。今日も巡礼者をほどんど見かけませんでした。
16. 6. 2016 Etapa 3 Betanzos – Hostal de Bruma 27,8km
巡礼路は内陸部に入りました、最初の15km、バルも店も何もナシ。ベタンソスは大きな町なのでバルがたくさんありますが、7時は早朝すぎるのかなあ?途中のプレセドPresedoの少し先、巡礼路にある新しいバル兼アルベルゲでようやく朝のカフェ コン レチェにありつけました。途中で激しい雨と大きな雷鳴、運良く村にさしかかり民家の車庫やバルの軒先で雨宿り。ホスピタル デ ブルーマはアルベルゲとバル兼レストランがあるだけの村です。食料品店はありませんが午後6時頃に移動販売車が来てくれます。イギリス人の道の巡礼中はずっと自炊をしてました。この方が健康にいい!とは美味しい魚料理を食べられなかった言い訳でしょうか。
17. 6. 2016 Etapa 4 Hostal de Bruma – Sigueiro 24,0km
どうであれ、ルピュイからの長い巡礼の後にイギリス人の道に来て、とても満足。 朝の低血圧が回復せずにシクエイロまで歩きました。この町にはプライベートのアルベルゲが2軒、泊まったアルベルゲ デ デイラでは家庭的なアルベルゲ、オスピタレラのアンナ ホセさんが、明日のイギリス人の道からサンエィアゴへの入り方、サンティアゴの情報など夜のミーティングで詳しく説明してくださいます。
18. 6. 2016 Etapa 5 Sigueiro – Santiago de Compostela 16,7km
早くも今日はサンティアゴ。距離も16kmほどなので午前中に到着し、ペレグリノ オフィスの長蛇の列を回避します、とは言え、30分待ち。イギリス人の道は119kmなのでコンポステラがもらえます。そして午後はルピュイの道を歩き、カホールで消えたチョイに再会。彼は2日前にサンティアゴに着いたそうです。詳しい事は聞きませんでしたが、バスを使ったの?との質問には、NO、タクシーとヒッチハイクだけだったそうです。そして夜にはミステリアスなペレグリーノの影をカテドラルの裏に見に行きました。
Buenas noches
明日の朝はミサに出てサンティアゴ様に無事に長い巡礼を終えたお礼をします。