Via de la Plata
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラへ続く幾つかの道カミーノ。プランス人の道、北の道、プリミティヴォの道、今回のカミーノはVia de la Plataを歩きました。
2015.4.28
飛行機はセヴィリアに着陸しました。ここからサンティアゴ・デ・コンポステラまでの巡礼路、銀の道とも呼ばれるプラタ、Via de la Plata がスタートします。いつも最初はひとり巡礼のはず。しかし同じ飛行機に昨年北の道で出会った、多国籍グループの中にいたアントネッラとフランコが乗っているではありませんか。偶然か、1人で行くなとのサンティゴ様が与えた必然か、これからの巡礼路を3人で歩くことになりました。多くの巡礼者がセヴィリアの1泊目はアルベルゲ、Trianaを予約して来ます。もちろん私達も同じアルベルゲが予約してありました。セビリアを半日観光し、明日からVia de la Plata 歩き始めます。
プラタを歩くのに最適なシーズンは4月後半から5月の前半のスタートと言われています。それ以前は雨期で、以降は気温が上がります。4月28日ゼヴィリアの最高気温は28℃、暑いです。午後6時頃が最も気温が上がり、最低は午前6時頃。早朝にスタートし早めにアルベルゲに着くのが良いです。この時期のスタートのせいか若者の姿はほとんど見られず、巡礼者の平均年齢は60歳を越えているのではないかな?との感じ。ジイさんバアさんグループがほとんどでした。そのジイさん達もさすがプラタを歩くだけあって1日30km、40kmと距離を延ばすのでした。私が出発前に立てた行程は全45日。1日の20kmくらいの距離をアルベルゲのある村々を考慮して計画しました。でもまさかホントに45日で歩くとは思いもしませんでした。
2015.4.29 Etapa 1. Sevilla – Guillena 22,5km
セビリアからイタリカ遺跡のあるサンティポンセ Santiponce までは約11km。町外れの少し殺風景な中を歩いて行きます。ハドリアヌス帝が生まれたこのローマ遺跡、すごく見たかったのですが、10時30分の遺跡の開門を待つ人を横目に前を通り過ぎました。そして次の町フイレーナまでは、草原の中をまっーすぐな道がつづきます。途中の川沿いで休憩していると私服警官らしき人が来て、突き当たりを左に行くようにとの指示。右に行くのが本来の巡礼路ですが橋のない川を渡らなければなりません。今朝巡礼者がその川でこけて、危険なんだそうです。矢印を無視して左に行けば橋もあり、さらに町まで近道です。この日はフイレーナに入ったところで、プライベートのアルベルゲのおばさんの客引きにつかまりそのままアルベルゲへ。
2015.4.30 Etapa 2 Guillena – Castilblanco de los Arroyos 17,6km
私達は負傷者組なのでマイペース。私は昨年傷めたヒザが心配、フランコは出発3日前に座骨神経痛。お互いの明日も知れぬ巡礼者。距離も20kmほどなら無理もせず、朝早くスタートすれば、暑くなる前に目的地まで到着できます。 ここ数年プラタも巡礼者が増え、エストゥレーマドゥーラ州、カスティーリャ・レオン州も観光に力を入れているようです。アルベルゲも増えこのような全45日という軟弱な行程も可能となりました。もちろん30kmほどに、村もBarない区間は多分にあります。黄色い矢印は整備されていますが、わざとかとうか疑問視される間違い矢印もありました。州や県ごとに方向を示す標識も変わります。また新しい道路建設で巡礼路が変わってしまった区間もいくつかありました。地図やGPSで確認する巡礼者も多くいました。
2015.5.1 Etapa 3 Castilblanco de los Arroyos- Almadèn de la Plata 29,2km
今日は選択肢なしの約30km。アンダルシア州最後のこの区間も途中には村もバルも店もありません。農園の中に水道が1つあるだけ?プラタで最初に体力、気力、精神力が試される日です。朝6時前、まだ暗いうちにスタートしました。町を出て北に向かう長い道で、大きな流れ星が北の空を北西のコンポステラの方角に流れました。これは無事に着けるという良い兆!と感動しました。道は広大なブドウ畑、オリーブ畑、いくつもの門を開け閉めし、黒豚が駆け回る大きなコルク樫の森、雄牛が巡礼者を眺める牧場を横切っていきます。この行程では美しい自然公園、Sierra del norte de Sevilleの中を通ります。
2015.5.2 Etapa 4 Almadèn de la Plata – El Real de la Jara 14,2km
セビリアからプラタをスタートするとアンダルシア州は今日で終わりです。多くの巡礼者はアルマデンからエル・レアルを通過し約20km先のモネステリオまで行きますが、私達はここ止まりです。巡礼路は昨日も今日も美しい自然公園の中を通り抜けました。プラタの道筋にはローマ時代からの石の柱に刻まれた道しるべが残っています。そのままオリジナルで現存するものや新しく造られた柱などさまざまです。モホンや表示も州や県ごとに違います。この公園内には写真のようなグレーの石の道しるべが置かれていました。
2015.5.3 Etapa 5 El Real de la Jara- Monestero 19,7km
ここモネステリオはまさにイベリコ豚の生ハムの生産の中心地のようです。町中にはハムの原型のブタの脚を形どった看板があちこちに見られます。私もイベリコの生ハム、町の肉屋さんで買いました。100g5ユーロくらい、ナイフで少し厚めにスライスしてくれます。すごく美味しかったです。ここの教会のアルベルゲ、オスピタレロのお兄さんがすごくきれい好きでピカピカでした。
2015.5.4 Etapa 6 Monestero – Fuente de cantos 20,6km
モネステリオからフエンテ・デ・カントスに向かいます。途中からの巡礼路は見晴らしの良い丘陵地帯に入り、草原には花々が咲き乱れていました。フエンテ・デ・カントスの町の少しはずれにある修道院のアルベルゲ。シーツ付きの2人部屋、毛布しかない雑魚部屋も値段は同じ。文句言ったら個室にしてくれました。
2015.5.5 Etapa 7 Fuente de Cantos – Zafra 24,4km
サフラはセビリアから約150km、ここまでで一番大きな町です。今日も美しい草原の中を歩きました。プラタを歩くための主なスタート地はセヴィリアの他にさらに南のHuelvaや南東のGranadaがあります。フエルヴァからはこのサフラで、グラナダからはメリダでプラタに合流します。
2015.5.6 Etapa 8 Zafra – Vllafranca de los Barros 19,2km
2015.5,7 Etapa 9 Villafranca de los Barros – Torremejìa 27,3km
2015.5.8 Etapa 10 Torremejia – Merida 16,1km
古くはローマ人の交易の道だったVia de la Plataは南の港Cadizカディスから北の港町GiJonヒホンまで、スペインを縦断していました。道沿いには多くの遺跡が残っています。このメリダの旧市街にもいくつかのローマ遺跡があり世界遺産に指定されています。特にローマ劇場は素晴らしいです。
2015.5.9 11 Merida – Aljucèn 15,9km
まだ暗いうちにメリダをスタートします。16kmは長い距離ではありませんが、朝の涼しいうちに歩いた方が気持いいです。10時頃から暑くなって来ます。町のはずれの水道橋を後にし、ローマ人が築いた人工の湖、プロセピナ湖の湖畔を通りアルジュシェンに向かいます。この村のローマ風テルマス(スペインの温泉)はペレグリーノ割引があり、1時間5ユーロ、予約制です。温度は32℃くらいのメイン浴槽と39℃くらいと水の2つの小さな浴槽がありました。水着着用です。ともあれ巡礼疲れがとれてリラックスできました。巡礼と温泉、最高の贅沢です。メリダからほどよい距離のこの村のアルベルゲでは、キッチンにまでベッドを並べて多くの巡礼者を迎えていました。夕方には村のサン・アンドレアス教会見学もできます。
2015.5.10 Etapa 12 Aljucèn – Alcuscar 20,2km
今日もいつもと変わらない風景の中を歩いて行きます。アルクスカール、この発音が正しいかはわかりませんが,町の手前の国道道路沿いの大きな白い建物が修道院です。その中にアルベルゲがあります。修道院は養護老人施設も兼ねており身寄りの無い知的障害者を助けています。彼らはきれいなペレグルーナを見るとお友達になりたがります。アルベルゲでは希望するペレグリーニにはミサに参加でき、修道院や施設の見学、夕食も準備してくれます。ドナティーヴォです。
2015.5.11 13 Alcuscar – Valesalor 26,3km
5月も半ば、暑さが増して来ました。早朝ならまだしも、お昼頃になると歩くには過酷な暑さです。この行程の後半は飛行場を横切ります、つまりは休む木陰もありません。格納庫の脇のわずか50cmくらいの日陰がオアシスでした。アルベルゲは村に入ってすぐにあり、前の公園にあるバルでお宿代を払いスタンプをもらいます。
2015.5.12 Etapa 14 Valesalor – Casar de Càceres 22,7km
カセレスの旧市街もユネスコの世界遺産です。でも今日の行程はこの街を通過見学し、カサール・デ・カセレスまで行きます。この日の最高気温は38℃。気温が最も高くなるのは午後7時頃です。私達はいつものように昼前に歩くのを終え、メニューを食べて栄養つけて、お昼寝です。おかげでこの巡礼は健康的で、体重5kg減を期待していたのも夢となりました。カサール・デ・カセレスの公営アルベルゲも前の広場のバルでチェツクインします。
2015.5.13 Etapa 15 Casar de Càceres – Embalse de Alcantara 21,8km
アルカンターラ湖は特に何もない大きな湖です。湖畔のアルベルゲは閉鎖されていてホスタルが1軒だけ。舗装道路はアスファルトの照り返しでとにかくアツイ。冷房のきいたホスタルはまさにオアシスでした。ホスタル、アルベルゲも開いていたら予約した方がいいかもしれません、次の町カナヴェラルまではここから約10kmあります
2015.5.14 Etapa Embalse de Alcantara – Grimaldo 19,1km
グリマルドは主要道路沿いの小さな村、アルベルゲとバルが2軒あっただけの記憶です。まあそれだけあればペレグリーニ暮らしは充実します。
2015.5.15 Etapa 17 Grimardo – Galisteo 19,5km
近道をしようと巡礼路からはずれた道を行きました。しかし途中間違った道を教えられ結局少し遠回り。こんな日もあってもいいかな。ガリステオは丘の上に中世の城壁に囲まれた町です。アルベルゲは城壁の外にあり、定員8名ですが、他に安いホスタルもあります。
2015.5.16 Etapa 18 Galisteo – Arco de caparra – Hostal Astrias 37,2km (8km coche)
今日はプラタのシンボル、アルコ・デ・カパラを通過します。ローマ時代のアーチ型の門の遺跡です。そこまでの距離は約29km、アルコの手前に巡礼路から約6km離れたアルベルゲがあるだけ、他に何もありません。同行のアントネッラは足のマメが化膿し1日のドクターストップ。彼女はフランコとはタクシーでアルコまで行きます。私は彼らに荷物を少し託し軽量でスタート。アルコ・デ・カパラの周辺には宿泊施設はなく泊まれるのは、ここからさらに8km先のホスタル・アストゥーリアかホテル。頼めばホスタルの車が迎えに来てくれます。ホスタルも週末やローマ遺跡でお祭りなどがあると混みます。私達は3日前に予約しましたが前日夕方に予約を試みダメだったイギリス人のおじいさん2人は遺跡付近で野宿しました。
18日目を終わりました。ここまでなんとか歩いてきましたが、サンティアゴまではまだ半分の道のりも来ていません。
2015.5.17 Etapa 19 Arco de Caparra – Banos de Montemayor 21,5km
昨日泊まったホスタル・アストゥーリアは巡礼路から2kmほど離れています。ホスタルから巡礼路に戻る道は青色の矢印で示されています。アルデヌエバ・デル・カミーノの町を通り抜け、バーニョス・デ・モンテマヨールに向かいます。この町は古くローマ時代の浴場の遺跡があり、今も湯治客が訪れる美しい山間の町です。何カ所もの温泉があり、ペレグリーノ割引もありました。まったく無理をしていない今回の巡礼、虫さされくらいで膝の痛みも無く、さらに温泉付きで快適でした。モンテマヨールのアルベルゲは施設も新しく建物の1階は小さな博物館になっています。
2015.5.18 Etapa 20 Banos de Montemayor – Velverde de Valdelacasa 21km
巡礼も20日目。すでに日焼けを気にするのもやめました。北に向かう道は続き、単調な風景も毎日少しずつ変わっていきます。モンテマヨールを過ぎるとエストゥレーマドゥーラ州は終わり、カスティーリャ・イ・レオン州に入りました。ヴァルヴェルデも何もない村、バルが1軒のみでアルベルゲを経営。もうひとつのアルベルゲは数年前からクローズ。
2015.5.19 Etapa 21 Velverde de Valdelacasa – Fuenterroble de Salvatierra 11,4km
フォンテロブレには、パロッキアーレ・サンタ・マリア、教会運営の大きなアルベルゲがあります。ドナティーヴォで夕食,朝食も準備してもらえます。
2015.5.20 Etapa 22 Fuenterroble de salvatierra – San Pedro de Rozados 27,8km
巡礼路は牧場の中をも通ります。スペイン中部の高原には急な坂道はほとんどなく、標高もそれほど感じません。
2015.5.21 Etapa 23 San Pedro de Rozados – Salamanca 23,7km
今日はサラマンカに向かいます。ここ数日の早朝の気温は4度。ステッキを持つ手が冷たくかじかむ寒さです。数時間歩き岩場をすぎると遠くにサラマンカの市街が見えて来ますが、街までの道のりはとても長く感じられます。市内観光に好都合な中心街のホステルに泊まりました。このサラマンカでプラタの全行程の約半分を来ました。
2015.5.22 Etapa 24 Salmanca – Calzada de Valduciei 15,7km
2015.5.23 Etapa 25 Calzada de Valduciel – El Cubo de la Tierra del Vino 20,9km
2015.5.24 Etapa 26 El Cubo de Tierra del Vino – Zamora 31,6km
サモラまでの31kmの行程は私達軟弱組には長い距離。朝は誰よりも早起きしてスタートします。といっても6時頃です。早朝に歩くのはとても気持がいいです。途中運良く村があり、運良くバルが開いていれば、2度目の朝食でパワーをつけます。景色の良い丘の上からサモラの遠望を眺めながら歩きました。街に着き川を渡ると旧市街に入ります。サモラの大きなアルベルゲ、北の道を一緒に歩いたパオロがオスピタレロをしたアルベルゲです。エレベーターもある大きな施設。
2015.5.25 Etapa 27 Zamora – Montemarta 18,5 km
サモラの街を出てからの矢印はいい加減な箇所があるので要注意、おかしいなと思ったら地図確認、現地の人に尋ねてください。モンテマルタの公営アルベルゲへも矢印がなく、村の手前の国道沿いにありました。この1週間前に再開いたそうです。
2015.5.26 Etapa 28 Montemarta – Granja de Moreuela 22,6km
プラタは今日着くグランハ・デ・モレウエラから2つのルートに分岐します。このまま北に進みアストルガでフランス人の道に合流する本来のプラタと、北西に向かうサナブレスの道を行くルートです。ほとんどのペレグリーニが後者を選択します。
この矢印をオーレンセへサナブレスの道を歩きます。
52015.5.27 Etpa 29 Granja de Moreuela – Tàbara 25,8km
長い長い Via de la Plataの約3分の2を来ました。今日の行程から北西にサンティアゴに向かうサナブレスの道を歩きます。毎日繰り返したの中の広大な自然の風景も少しずつ北スペインの趣を増してきました。ここまではほとんど平坦な道、無理せず歩いているので疲れもなく、順調な巡礼を続けました。タバラのアルベルゲは遠くから町の方角に見える白いシーロスのほぼ足元にあります。
2015.5.28 Etapa 30 Tabara – Santa Marta de Tera 22,7km
2015.5.29 Etapa 31 Santa Marta de Tera – Rionegro de Puente 27,3km
2015.5.30 Etapa 32 Rionegro de Puente – Asturianos 25,6km
アウトゥリアノスのアルベルゲは村はずれの体育館の脇にあります。ベット数は8ですが、ペレグリーニが増えればマットを体育館に敷いて泊めてもらえます。
2015.5.31 Etapa 33 Asturionos – Requejo de sanabria 28,0km
今日はサナブレスの道の中でも美しい街のひとつ、プエブエラ・デ・サナブリアに行きます。下から眺める丘の上のお城がきれいです。近道の階段はすごく急だったので、坂を上り、街を見学しました。
2015.6.1 Etapa 34 Requejo de Sanabria – Lubian 18,7km
今日はルビアンまで、前日に地図で道を下調べしますが、そのような行程に限って新しい道路建設で変更、変更、また変更。ルビアン手前の区間は2015年以前のガイドブックはあてになりません。プラタにはそのような区間がちらほらあります。もちろん新しい巡礼路はしっかり黄色い矢印で示されています。
2015.6.2 Etapa 35 Lubiàn – La Gudina 24,5km
2015.6.3 Etapa 36 La Gudina – Campobecerros 19,4km
ラサに向かうこの行程は、風光明媚な山のほぼ稜線を歩きます。道はほとんどが車が通る舗装道路、巡礼者は、目立つ色の服を着るようにとの注意書きもありました。蛍光色のTシャツ、こういいう時に役立ちますね。カンポベルセロス付近も道路か鉄道の大工事中。村にはプライベートのアルベルゲが1軒、個室をアルベルゲより安く提供しているところもあるようです。牛と羊しかいない村だったのでしょうが、この大工事のおかげでおいいしレストランもありました。
2015.6.4 Etapa 37 Campobecerros – Albergueria 26,4km
カンポベルセレスからラサを通過しアルベルグエリアに向かいました。ここはペレグリーニのバルRincon del Peregrinoで有名な村です。バルの壁は、メッセージが書かれたホタテ貝で埋め尽くされています。向いのアルベルゲも古い民家を改造した建物です。歩き始めてからほぼ40日、巡礼中に雨が降ったのは皆無。この日午後のスコールは久々のうるおいをもたらしてくれました。そしてアルベルゲのあちこちで雨漏りしてました。
2015.6.5 Etapa 38 Albergueria – Xunqueira de ambia 21,1km
2015.6.6 Etapa 39 Xunqueira de Ambia – Ourense 21,6km
今日は念願のオーレンセに着きます。そうです!ここには日本の露天風呂があるのです。川沿いTermas Chavasqueraは、はるばる日本から温泉技術者を招いて造られました。入場料は2時間4ユーロ、一緒に行ったアイコさんと放浪ペレグリーノの マッシミリアンは同料金で3時間は出て来なかった。もちろん何も言われなかった。
2015.6.7 Etapa 40 Ourense – Cea 22,3km
2015.6.8 Etapa 41 Cea – Oseria – Castro Dozòn 18,9km
セアからカステル・ドソンまでは、オセイラ修道院経由と直接カステル・ドゾンに行く道があります。私達は修道院経由で歩きました。オセイラ修道院見学が出来るのは10時半から、修道士さんが案内してくれます。内部の写真撮影は禁止ですが、私達3人だけだったので頼まずとも許可してくれました。見学する価値ある修道院です。
2015.6.9 Etapa 42 Castro Dozòn – A Laxe 28,5km
2015.6.10 Etapa 43 A Laxe – Bandeira 16,3km
2015.6.11 Etapa 44 Bandeira – Outeiro 16,8km
巡礼も終盤ですが、明日コンポステラに到着する気がしません。オウテイロのアルベルゲは村里離れた所にあり近くには何もありませんが、オスピタレラが美味しい料理を作ってくれます。
2015.6.12 Etapa 45 Outerio – Santiago 16,2km
最後の日、今日も朝早くスタートします。今朝、途中から一緒にコンポステラに着こうよと、仲間に加わったスペイン人、彼の名前はサンティアゴ。
2015年6月12日、コンポステラ到着。長い巡礼でしたが、着いてみるとあっという間に過ぎてしまった感じです。お世話になったみなさん、出会った多くのペレグリーニのみなさんに、ムーチョス・グラシアス!45日間の巡礼中ずーっと晴れでした。
明日バスでルーゴに移動し、14日〜17日までプリミティーヴォの道、昨年秋に歩き残した100kmを歩きます。